考え方の整理
男性の年収の提示は必須となっていますが、預金額や資産額は特に公開義務はございません。女性の場合、男性の貯蓄額を気にされる方はいらっしゃると思います。気になる気持ちは分かりますが、聞かない方が良い場合もあります。いずれにしても、以下の事項を整理することをお勧めします。
①.なぜ、預金額が気になるか
②.成婚の条件とするのか否か
③.交際期間中に確認するか否か
聞かれる男性側からすると、「女性に3サイズを聞く」のと同じような印象になりますので、考えを整理したうえで、聞く必要があります。または、「聞かない」という選択肢も視野にお考えを整理することをお勧めします。
まずは「①.故預金額が気になるか」を確認したうえで、「②.成婚の条件とする」かを判断します。成婚の条件なら確認する必要がありますが、
本当に成婚の条件として「預金額を聞く必要があるのか」
という確認も必要かと思われます。前述したように「預金額は聞かない」というのも賢明な選択肢です。なぜなら、男性からすると
「預金額を条件とされるなら辞退する」
という動機も生まれる可能性が十分あるからです。
お勧め案①
貯蓄高よりも、重要なのは「将来に対する備えに対する意識の高さ」です。別途家庭マネージメントについて記載しますが、貯蓄有無よりも「総合的に将来に対する備え」が出来る人が理想です。子供が生まれたらどうなるのか、幼稚園に行くのか行かないのか、進路はどうするのか、教育費をどうするのか・・そして老後は・・
現在の貯金残高よりも、遙かに重要なことでは無いでしょうか。
「財形や保険について、お考えを聞かせて頂けますか」と聞くのと「貯金はしてますか」と聞くのと質問の深さが全然違うと思いませんか。
そして、聞くからには「私はこう考えているんです。」と自分の考えをまとめてから聞けば、「マッチングを確認している」ということになり、有意義な交流の機会となるのではないでしょうか。
お勧め案②
「貯蓄高は聞かない」こちらが、賢者の対応と思います。
確認ポイント1.
貯蓄高で結婚の是非をご判断しますか。
確認ポイント2.
家計運営観点からすると「半年分の年収を蓄える」というのが教科書的な答えです。コロナショック、リーマンショック、会社倒産等、想定外のときに「収入が突然途絶えても半年はなんとかなる。」という状態にしておくのが理想です。
いずれにしても、独身でここまで貯蓄されている方は少数派だと思います。
確認ポイント3.
貯蓄高で結婚の是非を決める理由があるか再度ご確認ください。その他の条件があっていれば、せっかくのご縁ですので、お話を勧めていくのが良いのではないでしょうか。
既に、別会社で婚活されている方でもお気軽に無料相談をご利用ください。入会を勧めるようなことは致しませんのでご安心ください。