目次
はじめに
結婚相談所を選ぶ際には、提供されるサービスの質や特徴をしっかりと理解することが重要です。今回は、日本で人気の高い結婚相談所であるIBJとZWEIさんを比較してみます。各相談所の共通点から独自の特徴、さらには開業に関わるフランチャイズ権の費用まで、様々な観点から検討していきましょう。この記事を通して、あなた自身にとって最適な結婚相談所選びの一助となれば幸いです。
共通点: 仲人型とデータマッチング型のハイブリッドサービス
IBJ とZWEIさんは、いずれも仲人型とデータマッチング型を組み合わせたハイブリッド型の結婚相談所です。グラフでは、右上になるほど、高品質な出会いが期待できる婚活です。半面費用が高くなる傾向があります。
仲人型の結婚相談所は、個々の会員に合わせた細やかなサポートと科学的根拠に基づくデータマッチングのバランスが取れていることを意味します。この型の相談所では、仲人が会員一人ひとりの性格や希望を把握しつつ、データに基づくマッチングも行います。これにより、直感的な人間関係の構築と合理的なパートナー探しが可能になるのです。
仲人型とデータマッチング型の参考記事
ZWEIさん : 「仲人型」「データマッチング型」の特徴を知ろう!
グリーンマリッジ : 結婚相談所選びのヒント
共通点: 選べる出会いの方法の豊富さ
IBJとZWEIさんは、AIによるマッチング、婚活パーティーや仲人による紹介、独自のシステムを用いたマッチング機能など、様々な出会いの方法を提供しています。これにより会員は、自分に合ったスタイルで最適なパートナーを見つけることができます。多様な選択肢が用意されているため、忙しい現代人でも自分のライフスタイルに合わせて婚活を進めることが可能です。
Zwei さんのAIマッチングは、IBJのシステムを利用しています。詳細はZweiさんのサイトで確認いただけます。
差異点:会員数(両社会員にアプローチできます)
ZWEIさんのサイトには「日本最大級9万人が活動中」とありますが、IBJ(8万人)の会員を含んでいます。各社の会員数は、上のグラフの通りで、Zweiさん単独での推定会員数は8,000人です。
差異点: 店舗数の比較
2024年3月現在、ZWEIは国内に51の支店を展開しています。一方、IBJは2023年11月の時点で、直営店を62か所持っている状況です。IBJのほうが、企業規模が大きいため、店舗数も多くあります。結婚相談所への訪問を大切に考える方には、店舗の存在は重要なポイントですが、多くの店舗があることよりも、自分の住む場所から近いかどうかの方が更に重要です。
差異点:料金プランと月申込可能人数
IBJよりZWEIさんはお手軽な料金ブラン(紹介プラン)がありますが、IBJ会員にアプローチできるIBJプラン*だとIBJの標準プランと同等の費用がかかることにご留意ください。
IBJよりZWEIさんは月会費が3,000円ほど安いですがお申込み人数がIBJは20人に対し、17人であることにご留意ください。
差異点:(ご参考)フランチャイズ権の金額
結婚を考えている方にとって関係のないことですが、結婚相談所を開業する際、フランチャイズの権利を得るための費用は、IBJはZWEIより30%ほど高額です。この価格差は、企業の大きさによるブランド力の違いです。
まとめ
今回は、IBJとZWEIという二つの結婚相談所を比較してみました。どちらもハイブリッド型のサービスを採用しており、様々な出会いのチャンスを提供している点が共通しています。特に、ZWEIではIBJの会員にもアプローチできるため、似たようなサービスを展開しています。
IBJかZWEIかの判断ポイントはここです
費用を抑えたいと思うなら、ZWEIが選択肢となります。IBJとZWEIの料金の違いは、まさに企業ブランドの価値です。スマートフォンを選ぶ際のAndroidとiPhoneの違のようなものです。または結婚指輪を買うときにデパートに行くか、アメ横に行くかの違いに例えられます。
結婚ができれば良いので「安い方が良い」と考える人もいれば、「結婚の大切な一歩を節約したくない」と考える方も人もいます。ご自身の価値観がZWEI派はIBJ派かをご確認ください。
結婚相談所選びと同じくらい重要なこと
結婚相談所選びのヒントでも記載していますが、仲人(婚活アドバイザー、担当者)のサポート力は重要です。「セルフサービス型の結婚相談所で構わない」という人は別ですが、ある程度のサポートを期待している人であれば、婚活アドバイザーのサポート力やキャリア年数を入会前に、確認することをお勧めします。
提案力、課題発見力、段取り力がない婚活アドバイザーは残念ながらどの結婚相談所にも一定数いますので、ご留意ください。