敵を知り、己を知れば百戦危うからず
婚活も、”己を知る”という客観的な自己認識をきちんとしてからでいと、適切な戦略が立てられません。
現実は厳しく時に無情なときがあります。しかし、正しく現状を理解しない限りは打開策は見出せません。残念ながら、どんなに高額な結婚相談所であっても、
結婚相談所に入れば結婚できる
ということはないです。どの結婚相談所に入るかも重要ですが、それ以上に、適切な
ご自信の現状把握をされることが重要です。場当たり的な対応は大きな時間とお金のロスに繋がります。
一(いち)個人としての40代としての認識を正しく持つ
30年、40年生きていると、経験値からいろいろなことが若い人よりもうまく出来ることは増えてきます。40代女性も同じ傾向がありますが、40代になっても無意識的に30代のイメージが残っており、以下のような認識でおられるケースがあります。
・30代前半の女性にも容易にアプローチできる。
・男は、年をとっても結婚できる。
・結婚相談所に入れば、女性からのアプローチはくる。
・自分は選べる立場にある。
・年より若く見られるのでライバルより優位性がある。
さらに、アフラフォー世代ともなれば会社では役職が付き「会社組織でのうまい振る舞い」は長けている人も少なくありません。しかし、従順な部下は「上司命令だから従っている」場合もあり、個人的な信頼関係が築けているから従ってくれているかどうかは分かりません。
「周りは自分の言うことに従ってくれる」という経験が体に染みつき、「大半のことは思い通りにことが進む」という潜在意識が知らず知らずに作られている可能性があります。
ご自信のうちにこのような潜在意識がないか振り返ってみることは大切かと思われます。通常はプロフィールには役職を書くことはありませんので、
社会的地位は、婚活には無関係
であることを知っておくことは大切です。
婚活は、お互いにプロフィールを確認することから始まります。女性にとってあなたのプロフィールが魅力的どうかが重要になります。
婚活において知っておくべきこと
婚活には市場原理がはたらいています
婚活には市場原理がはたらいています。
この認識を持たないと成婚は遠のきます。男性であれば、高年収で医者や弁護士でさらにイケメンであれば女性からのお申し込みは増えます。男性は、その中から知的で育ちが良く、美しい女性を選ぶことが出来ます。
中小企業の会社員で年収も平均値であれば、一流大学を卒業した気品ある美人にお見合いを申し込んでも返事が来る可能性はほぼゼロです。また、10歳年下の女性にアプローチしても、その女性からしたら
「他に沢山の男性がいる中で何故10歳も年上のあなたを選ぶのか?」
ということになります。つもり、
お見合い出来るのはご自分の身の丈に合った女性です。
婚活には市場原理がはたらきます。快適なマンションに住むためには何千万円ものお金が必要です。駅から遠く、築40年のアパートなら低額な料金で住むことが出来ます。
同様に、婚活も等価取引という原理がはたらいています。自分の持っているもの(年収、若さ、地位、容姿等)と同等のものを持っている人と出会うのが相場となっています。どの人にもアプローチはできますが、ご自身の身丈以上のお相手にアプローチしても返事をもらえる確率は低くなります。「お返事が来ない」という方は、確率にかけても良いですが、「ご自信の身丈に合うお相手」という客観的な観点で考えてみることをお勧めします。
婚活には市場原理が働いています。
やや厳しいですが、この現実を知り、この認識を正しく持つとお見合いの可能性が広がります。
女性の主要検索キーを知る
女性は、結婚相手の男性に何を求めているのかをまず知る必要があります。
バブル期の言葉ですが、女性が結婚相手に求めるものとして、”3高”というものがあります。高収入・高学歴・高身長というもので、具体的には
・年収500万円以上
・大卒以上
・身長170cm以上
となります。敢えてバブル期(1990年代)と書きました。その価値観は「今やもう古い!」という意見もあります。20代、30代前半の女性は”3高”を強く求める傾向は薄らいでいるかもしれまん。しかし、アラフォー男性が婚活する上で”3高”に対して「意識しなくて良い」ということはありません。
その1つの理由として上記の3点はプロフィールの必須記載事項だからです。一般的な結婚相談所であれば必須開示事項です。なぜなら、女性がお相手の男性を検索する際は、この3項目は主要検索キーとなるからです。
どごの結婚相談所でもこの検索項目は上部にあるはずです。
客観的な自己認識
この3項目において、お相手女性から自分はどう見えているかを確認することが重要です。
結婚相談所には、同じ年齢であなたよりも高年収でハンサムな人は残念ながらいます。確率的にも
選ぶ立場では無く、選ばれる立場
であることを自覚されないと適切な戦略を取ることが出来ません。
主要3項目(年収・身長・学歴)に加えて、その他ご自身の強み弱み平均値を客観的に把握し、お相手女性から自分がどう見えているかを認識することが重要です。
孫子の兵法で「己を知る」という言葉があります。兵の数、武器の数、特性などを知る(把握する)という戦略を考える以前の第一ステップです。この自己分析が正しく出来ていないと、正しい戦略が立てられないということです。
戦略を立てて効率の良い婚活のお勧め
お見合いがゴールではありません。お見合い→交際→判断→プロポーズとそれなりにクリアするべきハードルはありますが、まずは「お見合いを成立」させ「交際」に至るためには以下の事項を確認し検討する必要があります。
- 現状把握
- ご自身の強みと弱みの洗い出しと分析
- お相手女性の条件の絞り込み
- アプローチ文の立案
- お見合い事前準備事項の確認
- お見積戦略立案
「なかなかお見合いに至らない」という方は、上記のサポートができる結婚相談所を選ぶことをお勧め致します。そして、特に「2.ご自身の強みと弱みの洗い出しと分析」が重要です。
他の結婚相談所に登録されている方も無料相談致します。お気軽にご利用ください。