会話が途切れないように
With コロナ時代、オンラインのメリットや活用方法が取りざたされる昨今ですが、オンラインお見合のデメリット(欠点)を、お伝えしたくこの記事を書こうと思いましたが、そもそも「お見合の注意点」かと思い
見出しにも記載したとおり、オンラインであろうが喫茶店であろうが「会話が途切れないように」を想定しておく必要があります。ただ、喫茶店だと、BGMや雑踏に助けられて”時計の秒針の音が鳴り響く”というような状況にはなりませんが、オンラインお見合の場合はかなり苦痛な時間となってしまいます。
オンラインお見合のときはこの点に特に注意(または覚悟)をしておく必要があります。では、どうすればよいかを、以下に記載します。
事前の準備
そもそも、お見合で何を話すか決めずに臨むことはないとは思いますが、当社ではお見合いアポが入ったときは事前に”会話戦略”を練(ね)ります。少なくとも初盤(しょばん)で「会話が途切れて気まずい」ということは無いように取り図っています。ビジネスキャリアを積まれている方は打ち合わせや客先に出向く時にされている方も多いと思いますが、
「会話の準備」
です。少なくともお相手に対する確認事項のリストアップは必要です。しかし、質問をぶつけるダケでは尋問になってしまいますし、会話も続きません。確認事項をリストアップしたら、次はその確認事項をどういう順番で聞くかを考えます。これをすると少し「会話の流れ」イメージすることが出来ます。更に、やって頂きたいのがその質問に対して「どういう回答が来るか」を想定します。そしてその想定されるいくつかの答えも書き出します。そして、その想定したお相手の答えに対して、「自分がさらにどうリアクションするか」又は「その答えに対して次の質問を用意する」このような会話イメージを作っておきます。まとめると
①.質問をリトス化する
②.リスト化した質問の聞く順番に並べる
③.お相手が返す質問の答え想定して書き出してみる
④.想定したお相手の答えに対するリアクションやそれ対する質問を考えて書き出す
誰かとシミュレーションする
できたら、上記の質問リストとその回答のやりとりを誰かに頼んでシミュレーションして頂きたいです。会話にある程度自信のある人は不要ですが、もし担当のコンシェルジュがいるならその人に頼んで相手になってもらうと良いと思います。そして、その依頼者に質問リストやその回答について意見を出してもらいます。
そのシミュレーション相手からもらった意見や感想をさらにリストのメモに反映させる。そして、「その新しいメモでシミュレーションを再度やってみる」こんなことを繰り返してみてください。
40~50分のシミュレーション
どこまでされるかのご判断はおまかせしますが、必要をお感じであれば上記で依頼したシミュレーション相手に実際のお見合時間を想定して、はじめの挨拶からお見合クロージングまでされるとベターです。オンラインお見合であれば、できれば60分くらいは間が持つと良いですが、最低40~50分は会話が続くようにして頂きたいです。
手元メモの作成
お見合時に上記で作成した確認事項や会話のメモを作成しておくと良いです。お見合時に手元メモを置くか否かは判断が分かれるところですが、私は「きちんと準備をして臨んで頂いた。」という好印象を与えると思っています。
上記のシミュレーションで使用したメモに加えて、会話が途切れたときの
「話題メモ」
も作っておくと良いと思います。40~50分のシミュレーションをしていても、会話はまずその通りには進みません。ですので、会話が途切れたとき、バックアップ的な話題メモも作っておくと良いと思います。
何度がお見合を繰り返すと、会話が途切れることはなくなってくると思います。次の質問で1時間くらいの話題は持つと思いますので良かったら参考にしてください。「最近行った旅行の場所」「印象に残っている旅行のエピソード」「どんな本が好きか」「印象に残っている本の内容」「価値観について(ex.仕事、対人関係、お金について)」「好きな食べ物やよく行く店」「キャリアの仕事や転職歴について」